美容師免許を再発行する方法と費用は?理容師や管理美容師も一緒に解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事を書いた人

saito 齋藤 S&T COO
美容師専門採用サービスBeauJobアドバイザー
東京・新宿で店長経験
前職:リクルート

東京の美容学校を卒業後大手美容室を1年で退職。転職を繰り返す中でフリーランス美容師、美容室店長、果ては株式会社リクルートで営業まで経験。転職で人生を楽しく成功したタイプの美容師。

現在は共同創設メンバーとしてS&T合同会社のCOOを務める傍ら、休日に美容師もやるという仕事が人生的な毎日を過ごしている

\年収800万円の到達方法/

もくじ

この記事を書いた人

saito 齋藤 S&T COO
美容師専門採用サービスBeauJobアドバイザー
東京・新宿で店長経験
前職:リクルート

東京の美容学校を卒業後大手美容室を1年で退職。転職を繰り返す中でフリーランス美容師、美容室店長、果ては株式会社リクルートで営業まで経験。転職で人生を楽しく成功したタイプの美容師。

現在は共同創設メンバーとしてS&T合同会社のCOOを務める傍ら、休日に美容師もやるという仕事が人生的な毎日を過ごしている

\年収800万円の到達方法/

免許証をなくしたとき、どうすればいいかわからない…。
そんな不安を感じたことはありませんか?

こんなお悩みありませんか?

・美容師免許証を紛失して、すぐに手続きしたいけど方法がわからない
・結婚や引っ越しで免許証の情報が変わったけど、何をすればいいのか迷っている
・海外で働くために資格証明が必要だけど、準備が間に合うか心配


この記事を読むとわかること

・美容師免許証の再発行に必要な申請書類とダウンロード先
・結婚や海外就業など、状況別に異なる再交付手続きの流れ
・再発行にかかる費用、申請後の交付日数、手続き時の注意点

手続きを正しく理解すれば、慌てることなく落ち着いて対応できます。

状況別・美容師免許証を再発行する方法

免許証の再交付理由は人それぞれ。
結婚や海外就業など、状況に応じた正しい申請方法を整理し、手続きの迷いを解消しましょう。

美容師免許証を紛失・破損したらまずは再交付申請

美容師免許を紛失した場合や、破損により読み取り不能になったときは、理容師美容師試験研修センターを通じて「再交付申請」を行います。
申請手順の第一歩は、センターの公式サイトから「美容師免許証再交付申請書」をダウンロードし、必要事項を記入します。
あわせて証明写真(縦4.5cm×横3.5cm、6か月以内撮影)、本人確認書類の写し、印鑑を用意します。申請には、ゆうちょ銀行で支払う再交付手数料4,150円の払込受領証(振替払込請求書兼受領証)も必要です。
すべての書類をそろえたら、簡易書留でセンターへ郵送します。書類に不備がなければ、おおむね2週間ほどで美容師免許を紛失した場合の再発行が完了します。

美容師免許証の氏名・本籍・国籍が変更した時の手続き

結婚したら、氏名や本籍に変更があるため、美容師免許証の書換え交付が必要です。

この場合、「美容師免許証書換え交付申請書」と「名簿訂正申請書」をセンターのサイトから取得し、戸籍抄本または謄本、証明写真、本人確認書類とともに郵送します。

費用は、書換え交付手数料3,750円と名簿訂正のための収入印紙1,000円です。
記載内容の不一致は法的に不備とされる可能性があるため、変更が生じたら速やかに申請を行うことが求められます。

元の免許がない状態で結婚して改姓したときの手続き

結婚したら氏名や本籍が変更になる場合があります。美容師免許証を紛失して手元にない場合でも、書換え交付と名簿訂正の手続きは可能です。
このケースでは、まず理容師美容師試験研修センターのサイトから「美容師免許証書換え交付申請書」と「美容師名簿訂正申請書」をダウンロードします。
免許証の原本がない旨を申請書に明記し、代わりに氏名・生年月日・合格地・合格年を正確に記入することでセンター側が情報を照合します。

提出書類としては、戸籍謄本(または抄本)、証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)、本人確認書類の写し、印鑑。
美容師免許を紛失し、かつ結婚によって氏名変更も伴う場合、再発行にかかる費用は、紛失・破損の手数料4,150円と、氏名変更の手数料3,750円、それに収入印紙代1,000円の計9,000円です。

外国で働くために海外向けの免許が必要になった場合

海外では新たな免許取得が必要な場合を見ていきましょう。
事前に行きたい国の美容師免許制度や、日本で取得した免許の有効性について調べる必要があります。
就労ビザの取得方法なども確認しましょう。
また、資格を使える国でも海外で活かす場合、日本の美容師免許を証明する英文の資格証明書が必要です。
美容師免許には有効期限が設けられておらず、更新手続きは不要です。

海外での就業や就学の際に免許の証明が必要な場合、理容師美容師試験研修センターを通じて「免許証英訳文証明書」の申請が可能です。

申請には、センターの公式サイトから申請書をダウンロードし、必要事項を記入します。
また、免許証のコピー(裏面に記載がある場合は裏面も)と、手数料1,150円を郵便局で支払った際の払込受領証が必要です。
これらの書類を簡易書留でセンターへ郵送します。
申請書がセンターに到着してから2~4週間程度で証明書が発行されます。

必要書類は、美容師免許証の写し、パスポートの写し、英文申請理由書などです。

美容師免許の再発行にかかる費用と注意点

再発行にかかる費用や交付までの日数は?失敗しないために知っておきたい申請の流れと注意点を、ここで確認しておきましょう。

美容師免許再発行手続きの手順

美容師免許の再発行手続きは、すべて郵送で行います。
オンライン申請はできません。

申請に必要なのは、公式サイトで入手した申請書、証明写真、本人確認書類の写し、印鑑、そして4,150円の払込受領証です。
郵送は必ず簡易書留で行います。
書類不備は交付遅延の原因となるため、送付前に必ず内容を確認しましょう。

紛失した免許証が出てきたらどうすればいい?

美容師免許証を再発行後に見つけても、古い免許証は無効です。
新たに交付された美容師免許証が有効となり、旧免許証は使用できません。
旧証の破棄または返却が必要となります。
申請中に見つかった場合は、取消ができるケースもあるため、速やかにセンターへ連絡してください。
再発行後は新しい免許証だけを使用します。

登録番号が不明!どうしたらいい!?

免許登録番号がわからなくても再発行申請は可能です。

申請書には「不明」と記入し、氏名、生年月日、合格地、合格年などの本人情報を記載します。
本人確認書類と照合のうえでセンターが処理します。

合格証書を保管している場合は、その写しを添付することで手続きが円滑になります。
情報照合には時間がかかる場合があるため、余裕を持った対応が必要です。

合格証明書を紛失したらどうすればいい?

美容師国家試験の合格証明書を紛失してしまった場合でも、美容師免許の再発行は問題なく進めることができます。
合格証明書は、再発行の際の補足資料として使用されることがありますが、必須ではありません。
申請書に記載された本人情報(氏名・生年月日・試験地・合格年度)から、理容師美容師試験研修センターが照合して処理を進めるため、証明書がなくても申請は受け付けられます。

ただし、合格証明書を再取得したい場合は、別途「美容師国家試験合格証明書交付申請書」をセンターに提出し、1通300円の手数料を支払えば再交付が可能です。
この申請は、再発行とは別手続きとなるため注意が必要です。

合格証明書がなくても、美容師免許の再発行は本人情報の照会によって可能です。

美容師免許の申請を忘れたらどうなる?

美容師国家試験に合格していても、免許の申請を行っていなければ、美容師として働くことは法律上認められていません。
美容師法では、免許証の交付を受けて初めて「美容師」として業務に従事できると定められています。
申請を忘れていた場合、合格していても無免許とみなされ、法的な責任が問われる可能性があります。

このようなケースでは、すぐに「美容師免許申請書」を理容師美容師試験研修センターからダウンロードし、必要書類を添えて申請します。
必要な書類には、合格証書の写し、戸籍抄本、証明写真、本人確認書類、収入印紙による手数料などがあります。

もし合格から数年経っていても、記録が残っていれば申請は受け付けられます。
ただし、合格証書を紛失している場合は、まず合格証明書の再発行手続きを行う必要があります。

美容師免許の申請忘れに気づいた時点で、すぐに行動することが重要です。
未申請のまま業務を続けると、トラブルや行政指導につながるリスクがあります。

管理美容師免許の再発行についてもしりたい!どうすればいい!?

管理美容師免許も、理容師美容師試験研修センターで再発行が可能です。
管理美容師資格認定証再交付申請書」を用意し、証明写真、本人確認書類、印鑑、4,150円の払込受領証をそろえて郵送します。
必要に応じて講習修了証の写しが求められることもあるため、準備は事前に確認しましょう。

理容師免許の再発行はどうすればいい?

理容師免許の再発行も、美容師免許と同様にセンターを通じて行います。

理容師免許証再交付申請書」を提出し、証明写真、本人確認書類、印鑑、そして手数料4,150円を払込み、簡易書留で郵送します。

結婚による氏名変更などの場合は書換え交付となり、手数料3,750円と収入印紙1,000円も必要になります。

まとめ

美容師免許証の再発行は、紛失や破損だけでなく、氏名変更や海外就業など多様な理由で必要になる手続きです。
すべての申請は公益財団法人 理容師美容師試験研修センターを通じて行われ、手数料や必要書類も申請内容により異なります。
免許証は単なる証明書ではなく、美容師としての信頼を支える証です。
手続きを怠ると法的トラブルや信頼低下のリスクを伴います。
美容師という職業の価値を守るためにも、正しい知識と段取りで申請を進めましょう。

Q&A よくある質問と回答

美容師免許の再発行は代理人でも申請できますか?

原則は本人申請ですが、委任状を添えれば代理人申請が認められることもあります。
事前にセンターへ確認が必要です。

結婚で氏名変更後、旧姓のまま働いても問題ありませんか?

氏名変更後は、免許証も書換え交付が必要です。旧姓のまま業務を行うと法的トラブルになることがあります。

払い込んだ再発行手数料は返金されますか?

いったん納付された手数料は、原則として返金されません。申請内容を十分に確認してから手続きを行ってください。

免許証の送付先は国内限定ですか?

原則として日本国内の住所のみが指定可能です。海外在住の場合は、国内の家族や知人を代理人に立てて対応します。

管理美容師免許の再発行に講習の受講証明は必要ですか?

申請時に講習修了証の写しを求められることがあります。受講証明書類を保管しておくと手続きがスムーズです。



SNSでシェアする
  • URLをコピーしました!
もくじ