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転職はキャリアの大きなターニングポイントです。 しかし、情報が溢れている現代で、どのように自分に合ったサロンを選び、どのように転職活動を進めれば良いのか迷ってしまいますよね。
- 求人サイトの情報だけでは不安
- ネガティブな理由で転職を考えている
- 次のサロン選びで失敗したくない
この記事では、美容師の転職活動で押さえておきたいポイントを解説します。美容室経営者の方も、美容師目線での採用活動が大切になるので、ぜひご一読ください。
- 転職先のサロン情報を集める方法
- 転職理由を明確にする重要性
- 自己分析の進め方と活用法
美容師の離職率は?


美容師の離職率は非常に高く、厚生労働省が公表している新規学卒者の離職状況によると、美容師の属する「生活関連サービス業・娯楽業」の就職後3年以内の離職率は31,3%となっており、全分類の中でワースト1位です。分類の中には他業種も含まれていますが、もともと離職率が高いと言われている美容師に限れば、少なくとも同じかさらに高い数値が予想できます。
この高い離職率には、勤務時間の長さや休日の日数、給与面での不満など業界特有の問題があります。 また美容師の中には、自分の技術や知識を高めるための経験ややりがいを求めて転職するケースも少なくありません。 特に経験が増えると、より良い労働環境のサロンを求めるようになり、転職を検討するケースが多いです。
美容師が転職に失敗する理由


美容師の中には転職を考える方が多いですが、残念ながら転職に失敗するケースも多いです。その主な原因として以下の点が考えられます。
情報収集が不足している
情報収集の不足は、転職の最も大きな失敗理由の一つです。 転職先として考えているサロンの待遇・条件など、一部の求人サイトだけの情報で転職をすると失敗する方がほとんどです。
コンセプトや考え方、働いている方の雰囲気はサロンによって違います。求人サイトではある程度記載できる内容が決まっているため、情報を書き切れていない場合もあります。SNSやホームページなど、サロンが発信している情報はできる限り集めてください。
情報が少なくて転職に失敗することはあっても、情報が多くて失敗することはほとんどありません。
そして似ているサロンも比較検討のために3社以上は見るといいでしょう。
ネガティブな理由だけで転職しようとする
ネガティブな理由だけで転職を検討するのも、転職に失敗する理由です。 給料の不満や人間関係、職場環境の問題など、現状の不満だけを理由に新しい職場を求めると、その悩みからは逃れられます。しかし、新たな別の悩みを持ってしまう可能性が高いです。
自身の望む条件や環境が完璧にそろっているサロンはほぼありません。サロンは誰かが誰かの思う目的のために作られているため、求職者の希望を網羅するためには作られていないのです。一つの希望はかなっても、一つのネガティブな面が出るため、どこかで必ず妥協をする必要があります。
もちろんネガティブな面から逃げるなというわけではありません。それ以外の原因がないか今一度自分に問いましょう。またネガティブな面が、精神や体の健康を害するのであればすぐの転職をお勧めします。
転職の目的が曖昧
「なんとなく現状に不満がある」だけで転職をしてしまうのは非常に危険です。「なんとなく」で転職をすると、不満や要望の原因が不明瞭なため、次のサロンに求めるものが分からず同じ「なんとなく」の不満を抱いてしまいます。
「美容師として成長するためにお客様が多いサロンで働きたい」「人間関係がよくないので風通しの良いサロンで働きたい」など、目的を持つことで転職先のサロンを選ぶ基準にすることができます。
基準も数字として考えてみることもいいでしょう。月間集客数が100名以上。平均給与が28万以上など明確に考えてみると自分のキャリアや、人生について有意義なサロンを選べるでしょう。
サロン選びで失敗しないための準備


転職に成功するためには準備が必要です。準備をすることで、その後の転職活動の流れをスムーズにし、自分に合ったサロンを見つける手助けとなります。美容師として転職を考える際の重要なポイントです。
多くの情報を収集する
情報収集は転職活動の根幹となる部分です。情報不足で転職に失敗することは多々ありますが、情報過多で失敗することはほぼありません。
サロンのSNSやホームページ、ホットペッパービューティーなどの集客サイトを確認することで、求人ページでは得られない情報を得ることができます。サロンのコンセプトやメインとなる客層、打ち出しているメニューなど、サロンで働くビジョンや求められている技術が分かるため、自身が働きたい環境とサロンのイメージのミスマッチが起こりづらくなります。
特にサロン見学はなるべく沢山行った方が良いでしょう。挨拶や声掛けがどのように行われるかなど、サロンのリアルな営業を体感できます。百聞は一見に如かずという言葉もある通り、実際に働いている方やサロンの雰囲気が一番わかるのはサロン見学です。見学する中で直接質問ができるのも大きな魅力です。見学の際に前向きな質問をし、実際に働くイメージを固めることができます。前向きな質問に置き換えてネガティブな情報なども聞き出せるとより働くイメージが湧くでしょう。
現在いるサロンの良い点・不満点を確認する
現在勤務しているサロンの良い点や不満点を明確に理解することで、新しいサロン選びの際の大きなヒントとなります。
多くのサロンには自分にとって良い点と不満点があります。
| 良い点 | 不満点 |
|---|---|
| 給料が高い 人間関係が良い 様々な客層を経験できる | 残業が多い 休みが少ない 忙しくて一人一人のお客様に向き合えない |
上記は一例ですが、良い点と不満点をまとめることで自身がサロンに求める要素を明確にできます。
転職理由と目的を明確にする
転職を進める上で、その動機や理由を明確にすることは絶対条件です。転職に限らず、仕事において「理由」や「目的」を理解していない行動は成功の確率を低下させます。
転職における目的は何なのか、なぜその目的を持ったのかを明確にすることで、目的を達成する方法が分かります。目的が分かれば、達成を阻害する問題が分かります。問題が分かれば問題を解決する方法が分かります。
理由・目的から逆算することで自身の行動指針を決めることができ、転職活動に迷いがなくなります。
正確な自己分析をする
転職を成功させるための鍵は、自己分析です。自分の強みや弱み、得意とする技術やスキル、そしてキャリアにおける目標や望む将来像をしっかりと把握しておくことが、転職先のサロン選びや面接時のアピールポイントとなります。
自己分析の精度が高ければ、サロン側とのミスマッチが起こりづらくなります。白髪染めなどの客層がメインなサロンに、ハイライトなど若者向けのメニューが得意な美容師が入社しても上手く馴染めないケースも。自身の得意を見つけることでミスマッチを減らせるのです。
また、せっかく自身の望む条件が整ったサロンが見つかっても、自身の強みや得意な施術をサロン側に伝えられなければ採用率が下がってしまいます。苦労してサロンを探しても採用されなければ水の泡になってしまいますよね。
求人の探し方


美容師としての転職を成功させるためには、求人情報を見つけることが鍵となります。 しかし、情報の海の中で、本当に自分に合った求人を見つけるのは簡単ではありません。効果的な求人の探し方を紹介します。
求人サイト
インターネットが普及した現代において、求人サイトは転職活動の主要なツールとなっています。 多くのサロンが求人情報を掲載しており、検索機能を活用することで、自分の希望に合ったサロンを効率的に探すことができます。
求人サイトであれば、求人をしているサロンを自身が望む条件ごとに絞って検索・応募ができます。ほかの媒体と違い求人に特化しているため、求人をしていないサロンや、自身の条件に合わないサロンを除外することができます。
特におすすめのサイトはリクエストQJ、リジョブです。どちらも美容業界に特化した求人サイトのため、一般の求人サイトよりもサロンの条件を絞って探すことが可能で、詳しい情報も載っているため、美容師が転職する際に使いやすい使用となっています。また両社ともエージェントサービスを展開しているため、自分だとサロン選びに迷いすぎる場合は活用するのもいいでしょう。
SNS
InstagramやTwitterなどのSNSは、サロンの日常やスタッフの様子、施術レベルなどを即座に確認できるため、サロンの雰囲気やコンセプトを知ることができます。
特にInstagramの投稿は写真や動画がベースのため、技術職である美容師にとって重要な、施術のレベル、お客様に望まれている施術を見ることができます。また、サロンで働く方の写真や日常の投稿から、サロンの人間関係や雰囲気を見ることもできます。
求人ページだけではわからない情報を得るツールとして使えるほか、最近では有料の求人サイトなどを使わずに直接SNSで求人をしているサロンもあります。DMなどでコンタクトをとることもできるため、SNSでのサロン探しをしてみてると希望に合ったサロンが見つかるかもしれません。
ホットペッパービューティー
ホットペッパービューティーは、サロンの予約サービスとして広く知られていますが、求人情報の提供も行っています。
ホットペッパービューティーワークというサイトでは多くのサロンが求人情報を掲載しています。リクエストQJやリジョブのように美容業界に特化した求人サイトのため、美容師が転職する際に使いやすい条件追加などが出来るようになっています。
また、ホットペッパービューティーではサロンのコンセプトや提供している施術のレベルや価格帯、客層などを具体的に知ることができます。自分の得意な施術とサロンが打ち出しているメニューがマッチしているか、自分が望む客層なのか、また口コミに対してどのように対応しているかなど、サロンの情報が沢山のっています。直接求人を載せていない場合でも必ずチェックはするようにしましょう。
まとめ|必要な準備をして自分に合ったサロンを選ぼう
転職という選択は、美容師のキャリアにとって重要なステップとなります。そのため、適切な情報収集と、自分の価値観やキャリアプランに基づいた明確な判断が求められます。効果的な求人情報の収集、自己分析、目的の明確化など、時間はかかりますが全て必要な準備になります。皆様の転職が成功することを心から祈ります。
よくある質問
転職活動を始めるタイミングは?
転職を始める最適なタイミングは、一概には言えません。 自身のキャリアや現状への不満などを抱いたタイミングで準備をしてみてはいかがでしょうか。転職の準備には時間がかかります。実際に転職するかはさておき、早めに準備することをお勧めします。
新しいサロンの選び方は?
まずは自身が望む条件と、自身が感じる現状の不満を洗い出してみてください。両方の面をなるべくカバーできるサロンから、コンセプトや客層が自身に合っているサロンを選ぶと良いでしょう。
転職活動中の情報管理はどうすればいいですか?
転職活動中に収集する多くの情報や面接日程などは必ずメモをしましょう。メモ帳でもスマホでも構いません。できればサロンごとにページを分けると見直す際に分かりやすくなります。特に日程は必ず忘れないようにしましょう。面接やサロン見学のリスケはサロンから悪い印象を持たれ、採用されづらくなります。美容業界では多いリスケですが、一般社会人としてNGです。
美容師が転職に失敗する主な理由は?
主な理由として、情報不足、転職理由がネガティブ、目的が曖昧といった3点が挙げられます。特に情報不足は失敗の原因になるため、なるべく沢山の情報を集めるようにしてください。




