SEO記事制作作業マニュアル

当サービスのご契約ありがとうございます。

記事制作は本記事の流れで行います。

発信したい情報=収益化をもたらす情報ではないため、戦略に沿ったコンテンツ制作を行いましょう。

SEOの基本的なお話

注意点

過去に横行したテクニカルSEOの「裏技」は、2024年現在ほとんど封印されています。もしも「5万円でSEOを高めます」などの営業にあった場合は一度ご相談ください。基本的には過去に横行した手法の焼き直しなので、ペナルティを受けてSEOが悪化するリスクがあります。

覚えておきたい

Search Engine Optimization(SEO)は、お客様が求めている情報を適切に発信することで向上します。同時に、SEOに特別な技術は不要です。SEO活動は、コツコツとお客様向けの情報を発信していく地道な作業です。

SEOは、即効性がない代わりに持続性がある集客です。

「今日記事を書くと明日お客様が来る」ということはありませんが、今年書いた記事が向こう数年にわたってじわじわと店舗の認知度と集客力を高めます。

戦略の作り方

最初はこちらのシートを使ってSEOの戦略を作ります。

目標設定

短期、中期、長期の目標を立てます。長期的なゴールから中期的なゴールと短期的な行動計画を逆算しましょう。

長期目標

SEOやMEOの結果、得たい利益を書きましょう。

いつまでに、何を、なぜ、どうやって達成するか記入します。

中期目標

長期目標の達成に必要な作業の完了を記入します。

いつまでに、何を、なぜ、どうすれば目標に到達するか考えます。

短期目標

手を動かすために必要な直近の作業内容を記入します。

いつまでに、どのくらいの進捗をするかチームで共有しましょう。

ペルソナ設定

情報を発信するターゲットとなるお客様像を具体的に想定します。

100人にぼんやり見られる記事よりも、1人が目を皿のようにして読みたくなる記事の方が売上に貢献します。

記事内で「これはあなたのための情報です」というメッセージとして受け取ってもらえるようにしましょう。

ここで設定したペルソナに対して、一貫して情報を発信していくことになります。

発信カテゴリー決定

ペルソナに刺さるコンテンツを作れるカテゴリーを見定めましょう。

書けることを野放図に書いていてもSEOは高まりません。

まずは最初にターゲットとなるお客様が関心を持っているであろうカテゴリーを特定します。

お客様が関心を持っていて自社に豊富な知識があり、競合の情報量が少ないカテゴリーを狙いましょう。

キーワードリスト作成

キーワードリストの作成に当たっては、ラッコキーワードのライトプランご契約をおすすめします。

以下の条件を満たすキーワードを探します。

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検索ボリュームの多いキーワード

ラッコキーワードを使用して、ビッグワードに関連するキーワードで検索ボリュームが多いキーワードを探します。
ボリュームの多いキーワードは強い競合が多いため、いきなりの上位獲得は難しいでしょう。

STEP
競合性の低いキーワード

ビッグワードに関連するキーワードの中で、「競合性」という数値が低いキーワードを探します。
最初にSEOを行うキーワードはこのキーワード群になります。

STEP
関連するキーワード

ここまでに特定した、狙い目のキーワードを補完するキーワードを作り、内部リンク構造をイメージします。
たとえばヘアカラーに関して開設した記事には、ハイトーンやブリーチなどの記事を紐づけて説明を補完する必要があります。

無料で使えるfigmaを利用すると便利です。

見出し作成

記事制作の8割を占める、見出し作成です。具体的な作業方法はAIページにあるシートを参照してください。

競合の見出し抽出

最初に上位表示されている競合サイトが使っている見出しを抽出します。最上位に表示されている競合が使っている見出し=現時点での正解です。

ラッコキーワードの見出し抽出機能を使用し、CSVダウンロードからシンプル版をダウンロードします。

抽出した見出しは専用シートに貼り付け、可能であればA3で印刷しましょう。

同じようなメッセージを発している見出しを線で結ぶと、自社が発信すべき情報とその順番が見えてきます。

ユニークコンテンツの追加

競合が発信している情報にない、自社独自の情報をトッピングしましょう。

目安はH2見出し1つがまるごと新規性のある一次情報であることです。

競合が政府統計などを参照していなければ、政府統計を追加するだけでもユニークコンテンツになります。

特にユニークコンテンツは以下の順番で効果が高いです。

  • お客様の声
  • 画像
  • 統計情報

デタラメな情報や、不確かな情報を発信するとペナルティの対象になる恐れがあるため注意しましょう。

本文を読む必要がない見出し文の作成

見出しは、本文を読まなくても内容が把握できるような文にしましょう。

たとえば「パーマ後はシャンプーをしても良い?」ではなく「パーマ後のシャンプーはNG」など。

多くの読者は目次の時点で結論を知りたがっており、「これだ」と思った見出しに飛んで詳細を読みます。

また、Googleは見出しが重要度の高い情報であると認識します。見出しで結論を述べておくことは、システム的にも有効です。

④本文作成

見出しの作成が完了したら、AIを使って文章を作成します。

文章の生成が完了したら、最後に人間の目で文章をチェックしましょう。

AIは時折回りくどい言い回しや、狙い通りではない文章を出力します。

また、一次情報についてはAI側が「知らない」ことなので、最後は人力で入力する必要があります。

すべての入力が完了したらMicrosoft Office Wordに文章全体を貼り付け、青字や赤字で表現エラーが発生していないことを確認します。

⑤画像作成

画像はH2見出し1つにつき1つを必ず作成しましょう。

AIの画像生成機能が便利です。

また、画像があった方がわかりやすい情報の解説には「エトキ」と呼ばれる技術を使います。

たとえば恋愛関係を表現するときに「AさんはBさんを好きだがCさんはAさんを好きで…」と書くよりも、下図のように画像を用いたほうがわかりやすくなります。

画像の作成はAIツールとCANVAが便利です。

最終チェックが完了したら公開して1か月後に順位を確認しましょう。